2期工事で物価上昇・人件費高騰により工期内に完成できず、いったん中止していた4棟目の寄宿舎が2011年6月にようやく着工し、2011年12月にようやく竣工しました。
今回の工事は、自立施工への試みとしてAAFスタッフの常駐無しで、現地の学校建設委員会が主体となって施工管理を行いました。
9月には竣工する予定だったのですが、屋根材のスレート運搬中に事故にあい、大半を破損してしまうというトラブルが発生したこともあり、大幅に工期が遅延してしまいました。しかしこの4棟目の完成により、これまで化学実験室の一部を仮宿舎として使用していた学生約20名を含めた120名寄宿舎全員が入居することが可能となりました。
今回の建設費は、20%はゴルカ郡からの補助金、80%はカレンダー・キャンペーンをはじめ、AAFへの皆様からの多くの寄付によるものです。寝具や食器など寄宿舎の什器備品も、皆様からの寄付により頂いたものです。
ご支援、ご協力頂きました全ての方々に御礼申し上げます。