次期プロジェクトは教室棟の増築

2026.07.13

ゴルカ北部では各地域で小学校の整備が進み、1~5年生まではブッダ・スクールまで通わなくても授業が受けられるようになったため、地域の就学児童数は着実に増えていっていますが、逆にブッダ・スクールの生徒数全体は減少してきています。ただし中学校(6~10年生)はまだフィリムから1~2日かかる地域に2校しかなく、6年生からフィリムに転入する生徒が増えており、年によっては1クラスの人数がネパールの基準を超えるケースが出てきています。また2016年の教育基本法の改正により、中等教育が12年生までと定められたため、11・12年生用の教室が必要となってきています。そこでAAFでは次のプロジェクトを教室棟の増築として支援を進めていく予定です。

具体的には下図の着色部に2教室棟を1棟、3教室棟を1棟計画しています。ただ近年のネパールの物価上昇率は激しく、実現するためにはまだまだ予算が足りません。さらなる皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

大阪南ロータリークラブの例会で「ヒマラヤの学校建設 」について卓話を行いました

ロータリークラブは職業人と地域社会のリーダーのネットワークを通じて、人々に奉仕し、世界理解、親善、平和を推進することを使命に世界各地で活動している組織です。
毎年9月はロータリーの「基本的教育と識字率向上月間」ということで、本年9月2日に大阪南ロータリークラブの例会にてAAF副理事長・事務局長の野田隆史より「ヒマラヤの学校建設」についてお話しさせていただく機会をいただきました。

「識字率」とは15歳以上で文字を読み書きできる能力を持つ人の割合を示す指標です。日本ではほぼ100%ですが、AAFが活動を始めた2000年頃のネパールの識字率は全国平均で40%程度。学校の建設地であるフィリム村ではわずか15%程度でした。学校がなく、農業や放牧による自給自足の生活をしている村でしたので、そもそも文字に触れる機会も読む必要もなかったのです。親は子供たちに教育よりも家の手伝いをさせることを優先し、その結果賃金収入を得ることができる職業に就くことができず、貧しい生活が続いていく。そういう村がネパールにはいくつもあります。基本的な教育環境を整え、識字率を向上させることが、生活を改善していく第一歩になります。
AAFがフィリムに小・中・高校まで学べる学校を建設してから20年以上経過した現在、ネパールの識字率は70%以上まで向上し、フィリム村の識字率も全国レベルに近づきつつあります。

卓話ではAAFがヒマラヤで学校建設を行うことになったきっかけからネパールの現状、学校建設の経緯などについてお話をさせていただきました。
会場は難波のセンタラグランドホテル大阪で参加者は約140名。受付ではご寄付いただいた方に「ブッダ・スクール開校20周年記念冊子」を進呈させていただき、多くの方にご協力をいただきました。

堺市役所で「ヒマラヤの学校建設―ブッダ・スクール20周年展―」が開催されました

本年1月4日〜16日まで堺市役所で「ヒマラヤの学校建設―ブッダ・スクール20周年展―」が開催されました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

堺市のHPに開催報告が掲載されていますのでお知らせします。
ぜひこちら(リンク)からご覧ください。(7月末ごろまで掲載)
https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/jinken/jinken/20nenten.html