ネパール中部大地震により被災したフィリムのブッダ・スクールの寄宿舎3棟の再建工事が完了しました。

ネパール中部大地震により被災したフィリムのブッダ・スクールの寄宿舎3棟の再建工事が3月下旬に完了しました。山道が復旧した昨年の1月から再建工事をスタート、夏には2棟目までの寄宿舎の再建がほぼ完了していましたが、3棟目の寄宿舎は再利用できる資材が不足し、屋根の野地板に使う合板の運搬に予想以上の時間がかかりました。遅くとも昨年末には完成させる予定で進めていたのですが、一度復旧した山道で再度地滑りが起きたため、運搬のための人材の確保が困難になり、人件費が高騰。少しでも早く工事を進めるためにヘリコプターでの運搬も視野に入れて検討しましたが、条件が折り合わず、結局時間をかけて人力で運搬することになりました。
3棟の寄宿舎の再建が完了したことで、テントや仮設の寄宿舎で暮らしていた生徒たちの大部分は元の寄宿舎に戻ることができました。ただ地震後に通学路が危険な状態になったり、自宅が被災したために通学できなくなった生徒が増えており、まだ十数名が寄宿舎に入居できない状態が続いています。AAFではすべての生徒が安心して寄宿舎で生活できるよう、5棟目の寄宿舎の建設に向けて支援を継続していきます。
大破はしなかったものの、一部の壁が崩れた厨房の壁の修復も昨年末には完了、厨房内の環境改善のために煙り抜きの設置も行いました。便所については生徒数の増加に対応できるよう、地震で一部崩れた壁を修復するのではなく、いったん壁を解体し、便器数を増やして建て替えることを検討しています。
寄宿舎、厨房とも外観はこれまでの建物と同様、石積みとしていますが、壁の内部で鉄筋コンクリートによる補強を行い、耐震性を高めた設計としています。

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