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ネパール中部大地震により被災したフィリムのブッダ・スクールの寄宿舎の再建工事が進んでいます。

再建工事が進む1棟目の寄宿舎

再建工事が進む1棟目の寄宿舎

1月にスタートしたフィリムのブッダ・スクールの寄宿舎再建工事が順調に進んでいます。
これまでの建物はこの地方の在来工法である石積みの壁と木造の小屋組で建設してきましたが、今回は外壁を鉄筋コンクリートで補強することで耐震性を高めた設計としています。コンクリートを打設する部分は、厚さ約10㎝の石を型枠として用いることで、既存の建物との外観上の統一感を維持すると同時に、この地域では入手できないコンパネによる型枠工事をなくし、コストダウンと施工の合理化を図りました。建具枠や梁、垂木等の木材はほぼ既存のものを再利用しています。屋根の石(粘板岩)は地震の際に落下して一部破損しましたが、使えるものを選別して再利用、不足分は今後新たに調達する予定です。
また現場監督として第3者的な立場で管理できる技術者を雇用し、施工状況を写真に撮ってE-mailで報告することを義務付けることで、日本にいながら工事の状況を把握することが可能となりました。
4月下旬の新学期が始まるまでに1棟目の寄宿舎を完成し、その後順次2棟目、3棟目の寄宿舎の工事に着手する予定です。

ブッダ・スクールの寄宿舎再建工事がスタートしました。

2015年4月25日に発生したネパール中部大地震により被災したフィリムのブッダ・スクールの寄宿舎再建工事が1月よりスタートしました。

崖崩れで遮断されていた山道の復旧にかなり時間がかかりましたが、ようやくセメントや鉄筋等の資材を運搬することが可能になり、1棟目の工事に着手しました。これまでの建物はこの地方の在来工法である組積造で建設してきましたが、今回は鉄筋コンクリートで補強することで耐震性を高めた設計としています。

多くの皆様からのご寄付により、ほぼ3棟の寄宿舎を再建する建設資金のめどがついたため、4月の新学期が始まるまでに1棟目の寄宿舎を完成し、その後順次2棟目、3棟目の寄宿舎の工事に着手する予定です。
朝礼:寄宿舎が完成するまでの間、ユニセフから大型のテントが支給された

朝礼:寄宿舎が完成するまでの間、ユニセフから大型のテントが支給されました

カレンダー・キャンペーンを終了しました。

2015年10月28日からスタートしましたカレンダー・キャンペーンは2016年1月31日をもちまして終了いたしました。
キャンペーンにお申込みいただきました寄付口総数は1,943口でした。
ご協力いただきました皆様には、ここにあらためて感謝の意を表し、お礼申し上げます。
寄付金は全額、被災したブッダ・スクールの寄宿舎再建費用に充当させていただきます。