フィリムのブッダ・スクール3期工事で、厨房棟に続いて昨年12月に教員宿舎が着工し、建設工事が進んでいます。
地元出身ではない教員が、居住するための施設として以前から待望されており、設計は2009年に完了していました。
外観のデザインは、教室棟や生徒寄宿舎との調和を図りながら、内部はこれまでの1室空間とは異なる個室の集合体となるため、勾配屋根の高い部分を2階建てとし木製の間仕切を立て込むことでプライバシーを守ると同時に、共用部では教員同士のミーティングができるスペースも設えた計画としています。
なかなか建設資金のめどがたたず、先送りになっていましたが、多くの皆様のご支援、ご協力により、ようやく計画している16室のうち10室分の建設資金が確保でき、先行して着工することになりました。
2014年7月の時点で、窓や扉の枠が取り付けられ、外壁が徐々に立ち上がってきています。今後も募金活動を継続し、引き続き残り6室の工事を実施したいと考えています。3期工事では教員宿舎建設の後、生徒寄宿舎の増築、科学実験室、薪置場等の整備が予定されており、また学校側からは生徒数の増加に対応するため、4期工事として教室棟増築の要望も出てきております。
さらなる皆様のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。